ぼんやりルーチン
空っぽだなーと思うことが増えてきた。
平日は朝起きて仕事に行き、帰宅したら晩ごはんを作って食べ、やることがないのですぐに寝る準備をして床につく。
休日はもちろん予定がない日のほうが多くて、大体は午前中に洗濯や掃除をする。そのあとコンビニやスーパーに昼食やお菓子を買いに行き、ぼーっとテレビをみて過ごす。晩ごはんを作ったり外に食べに行って、終わり。
こんなふうに毎日、毎週、毎月がルーチンと化してどのくらいが経ったのだろう。
とは言えそれを不満に思っているわけではない。むしろ平穏で心地はよい。
だけど最近、ブログやTwitterに書くことがない。短歌もうまく浮かばなくなった。
悲しみや怒り、負の感情をものづくりのエネルギーとする人は多いと思うけど、わたしもそうだったんだなあと改めて思う。
たったこれだけのことをブログに書くのに一ヶ月くらいかかってしまった。
下書きには書きかけてやめたブログ記事のこまぎれがたくさんある。
毎日理由もなく感じていたつらさがなくなったことが嬉しくて、心地が良くて、なにも考えられなくても、頭が空っぽでも構わないと思っていた。
だけどもしかしたらそろそろ空っぽにも飽きてきてしまったのかもしれない。本当に人間は欲が止まらないし痛みをすぐに忘れてしまう、嫌になる。
そして、年のせいだろうか、薬のせいだろうか。空っぽに飽きたからといって、それでは何かをはじめましょうともならない。というか、できない。
気づけば割と長い期間空っぽなせいで、考えることやなにかに集中する能力が著しく低下している気がする。
いつまでこうなのだろう、と思う。
いつまでもだろうか。
わからない。
いつまでもこんな風なのは嫌な気がするし、でも嫌だなあと思う感情が形になる前にぼんやりと霧散していく感覚がある。とにかく、そんな感じだ。
それでもこのブログはなるべくやめたくないので、こんな感じのぼんやりした毎回おんなじような文章でもできるだけ書いていきたいと思う。