どうだ暗くなつたろう

twitterじゃ冗長すぎることとか書いても仕方ないけど書きたいことを書きます

猫背でヒョロヒョロの黒スキニー男になりたかった

2年超の歯列矯正が終わった。

今後は保定装置(マウスピース)を最低2年つけ続けるので正確には終わってない。通院も続くものの、ひとまず毎月払っていた矯正装置のローンは払い終わった。

だからというわけではないけど、ジムに通い始めた。

とにかく平日の夜(まあ土日もだけど)暇で仕方なく、とても近所に24hジムができたので衝動的に入会してみた。

いずれ飽きるに違いないので効果にはそこまで期待していない。というか効果に期待すると、勝手にそれが重荷になって通うのが億劫になる。自分のことが以前よりは理解できていると思う。

とりあえず運動不足の解消、あわよくば痩せればいいなというスタンスで今のところ3週間くらいは通えている。

 

矯正をしたり、エステの練習台になったり、メイク道具を買ったり、ジムに通ったり、自分の身体や顔に以前よりは間違いなく時間とお金を使っている。そのことで大人になった気がするし、いや、逆に大人になったからなのか?ニワトリとタマゴについてまた考える。

大人になる前から、他人の身体や顔を見つづけている。服装や唇の形、ほくろ、くせ毛。見つづけることは変わっていないが、今と昔では見るポイントが全然違っている。

メイクや洋服を覚えたての頃は、この人は二重だなあ、まつ毛のカールがすごいなあとか。あの子のカーディガンの色、どこに売ってるんだろうとか。

今はどちらかといえば手足が長いとか、猫背とか洋梨体型とか、細部よりは身体全体に目がいく。というより、昔はそういったことに全然気がつかなかった。よく、テレビを見ていて誰かが芸能人を顔ちっちゃ!とかスタイルよすぎ!って言っていても、いまいちよくわからなかった。

これ、なんの話だろうな。

 

最近やっと猫背を治す勇気が出てきたんです。

思えばこれまでのわたしは望んで猫背を続けていた節がある。

だってお腹は出ているし、誰かと目線が合うのが怖くて顔は上げたくないし、胸を張ると自分の胸の存在を感じてすごく嫌だった。

あとは正直、二次元やドラマに出てくる「猫背で飄々としたキャラクター」に惹かれがちだったのはあります。ありますね〜。

でも(前にも書いたけど)、わたしは二次元にはいけなくて、三次元に生きるただのデブでブスなのだった。そしてそんな人間が猫背をしていても負のステータスでしかないということをようやく最近理解した。

姿勢の悪いデブより姿勢のいいデブ。

 

最近タトゥーを入れたくて(嘘なんですけど)、なぜかというと、日頃「よく噛んで食べよう」ということを何回も何回も肝に銘じるのに、食卓につけば絶対に忘れてしまうからです。

「よく噛め」というタトゥーを入れたい。

でも、わたしの通っているジムはタトゥー禁止なんだ。