どうだ暗くなつたろう

twitterじゃ冗長すぎることとか書いても仕方ないけど書きたいことを書きます

2018-01-01から1年間の記事一覧

見逃してください

12月になりましたね。 毎月毎月繰り返される、「もう〇月とか早すぎでは?」みたいなやり取りが毎月毎月そのとおりなので、そろそろ面倒になってきた。 いつから月日の流れは早いのが当たり前になったんだろう。子どもの頃はもっとゆっくりだったんだっけ。…

陽のおばさん/陰のおばさん

中学生くらいから、ずっと「早くおばさんになりたい」と思ってきた。 十代の頃、他人に早く大人になりたいかどうか聞かれることが何度かあり、なりたいと答えていたけど本当は「大人」というより「おばさん」になりたかった。 現実社会において、おばさんは…

「あの人、なんか感じ変わったな」の人になった気がする

この間はてなブログから「最新の記事を投稿してまもなく一ヶ月です」というお知らせが初めてきた。 ということは今までは一ヶ月より短い間隔でブログを書き続けていたらしい、これは今放り出しても三日坊主とは言われまい。 ここまでブログを続けてきた理由…

ホルモンに勝てない

近頃精神に元気が出てきたからか、寂しさを感じることが多くなった。 誰かと遊んだり話して別れたあとが一番寂しい。 こんなとき、無条件でもたれかかったり、寂しいと言えたりするのが彼氏という存在(喪女ゆえ彼氏に夢をみすぎているかもしれない)だとい…

不安溜め

喫茶店でビーフサンドとカフェオレを頼んでこれを書いている。 大学生の頃、いっときカフェ巡りに挑戦していた。コーヒーはそこまで好きじゃなかったけど、わかりやすくおしゃれな気分になれるのが好きだった。 その頃から知っていた喫茶店だけど、その頃の…

呪いを解く作業

この間、友人と遊んだ。 その友人とは3年くらいの付き合いになるが、かなり仲がいい。わたしの休職期間も含めて連絡をとったり会ったりし続けている。 こういう友人がいること自体とても幸運なことだと思うのだけど、それでも話せないことや、ときには振ら…

カウンセリング屋さん

月一の心療内科通院のあと、ブログを書くことが習慣化しつつある。 この間はてなブログから「ブログを開設してから半年経ちました」というお知らせが来て、三日坊主とならずブログを継続できていることに我ながら感心した。 ブログをはじめるきっかけとなっ…

無風ののち台風

前回書いたデマド(猫)との再会をきっかけに、わたしはどこか吹っ切れすごく清々しい気持ちで日々を過ごすことができていた。 さながら悟りを開いた僧侶のように、心はかつてないほど穏やかに思われた。 しかしそれは勘違いだったんだと思う。 わたしはまだ…

デマドという猫

一戸建てが立ち並ぶ、駅から自宅までの帰り道。 そのうちの一軒に住んでいるのがデマドという猫だ。 デマドというのはわたしが勝手につけた呼び名で、本当の名前は知らない。 いつも出窓のそばに座ってこちらを見ているからデマド。それだけである。 もう何…

湯がぬるくなって、そして冷める

バイトを辞めて、2週間が過ぎた。 解放感の「快」は本当に一瞬で、3日もすればわたしはまた憂鬱になった。 スケジュールは本当に白紙の状態で、せっかくだから何かしようかなと思ったけど、すぐに自分がそれを諌める。 お金もないのにそんなことするの? 一…

鏡を見てから言っています

前に書いたブラジャー恐怖についての記事で、放浪息子(志村貴子)の高槻さんになりたかったと書いた。 ふと記事を読み返したら、文章の構成や脈絡(これら、一応気にしています)を気にしすぎて自分の気持ちを全部書いてないことに気づく。 ので、書いてお…

グレーを許すこと

約1か月ぶりに心療内科へ行きました。 前回予約をとったのだけど、日付を決める前に先生が処方を決めていたので1週間前には薬がなくなってしまった。 薬がなくなったので貰いに行くというのは病院へ行くには至極真っ当な理由だと今は思える。皮膚科とか内科…

わたしはブラジャー恐怖症

タイトルの通り、ブラジャーが苦手だ。怖さすらある。 この年になっても下着屋さんに一人で入れない。友人や姉が下着を見たいと行って連れられても、目のやり場に困ってしまう。とても居心地が悪い。 硬質なワイヤー、ホック、ごわごわとしたナイロン生地、…

億劫の正体

昨日、心療内科に行ってきたのでその記録を書きます。 昨日で3回目の通院、前回からはもう1ヶ月以上経ってしまった。 わたしの通う病院は予約制ではない。(4月から予約ができるようになったっぽい)先生には2、3週間後くらいにまた来てねと言われていたが、…

物語にいなくていい人

変身願望が過ぎるなと思った。変身願望。あるいは、空想すること。 わたしは今、26才である。 自分自身と折り合いをつけ、短所も認めたうえでうまくつきあっていく。もし自分でない何かになりたいのであれば実際に行動する。多くの人たちはそうやって現実の…

夜の海の話

この間うっかりスマホを洗濯してしまい、壊してしまった。 致命的なデータの損失はなかったけど、取り替えてもらったぴかぴかのスマホからはいくつかの記録が失われている。 パン屋に勤め休職に至る少し前から、1人LINEをしていた。 自分だけのグループトー…

得意技は

偏見が得意だ。 褒められたものではないのはわかっているけど、他人をすぐに「〇〇そう」「〇〇っぽい」とカテゴライズしてしまう癖がついている。 とりわけよく感じるのは、テレビに映る芸能人に対しての「この人、くさそう」である。他人に理解されたこと…

線と球

桜が散って、春が終わります。 年をとるにつれ、あらゆる場所で、時間で、所在がなくなってきたように思う。 期間限定感。仮住まい感。他人事感。 何も見ないように聞かないようにしてると、あらゆる記憶の焦点は曖昧になって、無理に思いだそうとしなければ…

ニワトリとタマゴ、抑うつとADHD

先日、心療内科に行った。 半年経っても抑うつ状態がよくならないからだ。というかもはや自分が抑うつ状態であるかも自信がない状態なのだけど、とりあえず毎日がつらい・物事への意欲がいつまで経っても湧かない。調子がいいときもあるけど、その最大値が昔…

わたしの失敗

春、桜、新年度、などという単語が溢れかえる季節になりましたね。 わたしの仕事(バイト)や生活に新年度という概念は存在しないけど、新年度初日は心療内科に赴き、しかし休診日というやらかしをキメたばかりです。 前回の記事で調子がいいと書いた。今は…

釣り合いをとりたい

最近、調子がいい。精神の。 理由は明確ではないが、いくつか推測ができる。 はじめは通勤時に泣いたりサボってしまうほど嫌だったバイトに慣れてきたこと(今週から週4にシフトを減らしてもらった)、弟が実家に戻ってきたため母と二人でいる時間が減ったこ…

診察はコミュニケーション(その2)

職場近くのアパートから実家に戻ってきたタイミングで、適応障害の経験がある友人と遊ぶ機会があった。 そのとき教えてもらった病院が、わたしにとって2つめの病院だ。 前回の反省を踏まえ、わたしが病院を選ぶ際に気をつけたポイントがある。 「女医さん」…

診察はコミュニケーション(その1)

以前書いた通り、わたしは去年初めて精神科にかかった。 二つの病院にかかったが、どちらも途中で勝手に行かなくなってしまった。 前者は具合が悪化したため。後者は逆に、具合がよくなったからだ。 通院もやめて薬も飲まなくなったわたしだが、やはり希死念…

好きだったものを嫌いになること

わたしは自他共に認める飽き性だ。 しかも熱しやすく冷めやすい。 近頃は「何かにハマる」こと自体にエネルギーを使うため、気になるものがあっても安易に手を出せなくなったが、中高生の頃はまさにとっかえひっかえというレベルで色々なものにハマっては飽…

かわいいという安心

「あ、あれかわいい」「ほんとだかわいいー」感情のあるのかないのかわからないような声でそれは連発される。呼吸のように「かわいい」を発する、女子という生き物が存在する。 「かわいい」という言葉は以前よりも使い方に幅ができたように感じる。 みんな…

人生の起承転結は済んだ(結その2)

バスを降りると、お腹が空いた気がしたので牛丼屋に入った。 食べたいような気がして和風カレー牛丼を頼んだけど、おいしいんだかよくわからないうちに食べ終わってしまう。 精神科で診断書を貰った直後の行動が、「牛丼屋で和風カレー牛丼を食べる」とは予…

人生の起承転結は済んだ(結その1)

自殺未遂ならぬ大怪我未遂のあと、目が覚めたらもう出勤の時間になっていた。 とりあえず今日は休もう。そう思ってシフトを見ると夕方から人がいなかったので、とりあえず風邪と嘘をつき出勤時間を遅らせてもらう。 何も考えたくなくて、二度寝した。 再び目…

人生の起承転結は済んだ(転その2)

「上司から2時間説教され事件」から、職場では露見しなかったものの徐々にわたしの心身には変化が起こっていた。 まずは過食が止められなくなったこと。 嘔吐や下剤乱用は怖くてできなかったため、所謂「むちゃ食い症候群」と呼ばれる状態にわたしは成り果て…

人生の起承転結は済んだ(転その1)

新しい生活が始まった。 心配していた朝早い生活も、意外とすぐに慣れることができた。 寝坊をしたのは一回だけだ。 パン屋の人はみんないい人たちだった。 片手ほどの人間しかいなかったが、職場の中でパン屋の仕事未経験というのはわたし一人だった。 その…

人生の起承転結は済んだ(承)

25才という年齢に立ったとき、これからの人生設計について考えることは割と普通のことだろう。 就職活動をしていたとき、色々な人たちの話を聞いた。 中でも一番わたしの指針となったのは、「プライベートと仕事どちらに重きを置くか」というアドバイスだっ…